こんにちは。 ニフクラエンジニアミートアップ事務局の鮫島です。
2020年11月25日(水)に第31回ニフクラエンジニアミートアップを開催しました。
今回のテーマは
「【経験者が語る】そのテレワークマナーほんとに要るの?」
というものです。
巷にあふれているテレワークのマナー書によって「謎のオンラインコミュニケーションのマナー」が広まりつつあるのに対し、半年以上の長期間にわたるテレワークを経験してきたニフクラの中の人は、どう考えているか?実体験を元に、オンラインコミュニケーションに必須のアイテム・スキル・環境について語ってもらおうという趣旨です。
さまざまな立場のニフクラ勢3名の10分ずつのセッションと、コロナ禍が広まると同時に数々のオンラインイベントを仕切ってきた本イベントのモデレーター、宮原徹氏による「総評」的なセッションで要る要らないを総合的に判断してもらおう!という形式になりました。
応募者の8割が来場という異例の高い参加率で、チャットでの多数のツッコミや終了後に登壇者・参加者入り混じっての雑談も盛り上がりました。
皆様、遅い時間までありがとうございました。
- 『まだパワポで消耗しているの?ニューノーマル時代のプレゼンを模索する』
- 『WFHでMyNewGearが加速した件について』
- 『受かる!Web面接 ニフクラの採用担当者が語る』
- 『半年間の在宅勤務とオンラインイベント運営で分かった在宅ワーク環境の要る要らない』
『まだパワポで消耗しているの?ニューノーマル時代のプレゼンを模索する』
まず、トップバッターは富士通クラウドテクノロジーズ株式会社から、露払いとして鮫島自身が登壇しました。 緊急事態宣言が発令されて以来、当社屈指の引きこもりテレワーカーとしてテレワーク関連のウェビナーに何度も登壇する機会がありましたが、そこで得た知見(模索中のことも含めて)を元に、ニューノーマル時代のプレゼンについて語りました。
タイトルから煽り気味ですが、実際にZOOMウェビナーとパワーポイントの相性はホントに良いのか?と常々疑問に思っているため、あえてあらかじめ作成してきた動画でプレゼンを行いました。
テレワークのマナー書では、身だしなみや席順といったリアル世界でのビジネスマナーをオンラインに置き換えただけの内容が多く見られるという分析と、オンラインミーティングでは、多くの情報が「音」によって得られるため、「聞こえる」「短く要旨を伝える」ことが重要で、従来行われてきた「パワーポイントを読みあげる」プレゼンは、ニューノーマル時代にはそぐわないということを、さまざまな方法論で伝えたつもりです。
※途中音が聞こえないなどお見苦しい点があったことをお詫びします。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。 youtu.be
『WFHでMyNewGearが加速した件について』
続いて、ニフクラエンジニアミートアップ、2回目の登壇という、当社のインフラエンジニアである田上亮氏が登壇します。
事前に、宮原氏が「要らない」と言うことが予想されるアイテムを多数紹介することが分かっていたので、熱い機材バトル発生に期待が集まります。
テレワークが常態になって以後、ZOOMなどのオンライン会議ツールではコミュニケーションが取りづらい?という話がメディアでもさかんに取り上げられていますが、それに対し、「音>光>画」という重要度に分けて、機材面での解決法(MyNewGearとは、ちょっと良い機材を購入したときにネットで使われる慣用句)を提示するセッションでした。
コミュニケーションのクオリティをあげるMyNewGearが「音>光>画」という順番で、紹介されます。 「そ、それほとんど撮影スタジオだよね?」と思うような、MyNewGearが次々に紹介され、最後に「でも、お高いんでしょ?」といいながら、値段を言うスタイルで進みます。
値段がでるたびに「安い!」「一桁違う」などと、参加者のチャットが盛り上がります。
まとめとしてはこういう感じです。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。 youtu.be
『受かる!Web面接 ニフクラの採用担当者が語る』
三番手は、今回是非にとお願いして登壇してもらった、当社の採用担当者である濱田勝哉氏が登壇しました。 滅多に表に出てくることがない採用担当者がでてくるということで、一番期待が集まるセッションだったのではないかと思います。
コロナ禍では、会社説明も面接もリアルで実施することが難しくなり、採用活動を完全オンラインで行うという未曽有の事態に直面して、どのようにしてオンラインで相互のコミュニケーションを円滑に行えば良い結果が生まれるか?採用担当者の視点、面接を受ける側の視点、両面からオンライン面接のノウハウを語ってくれました。
最初に、「中身がよかったら受かる」と結論を言いつつも、実際にはそうもいかず、せっかくの優れたポテンシャルを持った人材であっても、オンライン会議環境が劣悪だったりするケースもあるようです。
最低限の環境を整えることの重要性は、面接を受ける側もそうですが、実は採用側環境も劣悪なケースがあるという話もあり、濱田自身もクオリティを上げるためにさまざまな苦労をしていることが 語られました。
濱田のセッション中で、盛り上がったのは「オンラインで印象をよくするためのコスメ」でした。
テレビはもちろん、オンラインイベントでも、大手メディアの配信では登壇者にメイクを施すことは知っていましたが、身近なところで活用していることへの新鮮な驚きがありました。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。 youtu.be
『半年間の在宅勤務とオンラインイベント運営で分かった在宅ワーク環境の要る要らない』
最後が、本イベントモデレーターであり、半年以上テレワークを続けながら数々のオンラインイベントを仕切りつつ会社経営も行ってきた経歴を持つ宮原氏によるセッションです。
ニフクラ勢の「MyNewGear」にダメ出しキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! とワクワクしていましたが、思ったより穏やかなトーンで、次々にダメ出しされていきます。
私は、毎月定期的にオンラインで会話しているので、実はMyNewGearをたくさんお持ちであることを知っていましたが、人柱になりながらたどり着いた「ミニマムで使える環境」は、これからそろえる人にはとても参考になる(コスパの高い)情報だと感じました。目的と手段を取り違えず、仕事の中身重視という至極まっとうな結論でした。
最後に、「MyNewGear」で無駄に盛り上がっているニフクラ勢へのフォローともいえるオーディオ評論家 長岡鉄男先生の名言「手段が目的化することを趣味という」というスライドでセッションを終了しました。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
こういった機材の話は、皆さんさまざまな意見があり、遅くまで盛り上がったのは言うまでもありません。
次回のニフクラエンジニアミートアップは、12月23日(水)開催予定です。 「2020年を振り返る」テーマでLT大会を聞きながらオンライン忘年会を実施予定です。
こちらのグループに入るとイベント開催が通知されますので、ぜひジョインしてください。 fujitsufjct.connpass.com