こんにちは、CRE部 技術支援チームです。
ニフクラではOracle DatabaseライセンスのBYOL(Bring Your Own License)が可能な環境を利用できる、ニフクラOVMを提供しています。
ニフクラOVMは通常のニフクラとは異なる基盤で動作していますが、どれくらいのパフォーマンスの違いがあるのかを確認するためにUnixbenchを実行してみました。
- 前提条件
- 検証概要
- ニフクラOVMのサーバー仕様について
- 計測条件
- 実施方法
- 計測結果
- まとめ
- 注意事項
前提条件
本ブログは、以下の前提知識がある方を想定しています。
- ニフクラの基本的なコントロールパネルの操作、サービスを利用する知識
- Linuxサーバーの基本的な操作、知識
検証概要
OVMサーバーとニフクラの通常のサーバータイプ(Type-h2)のサーバーを用意してベンチマークを実施します。
ベンチマークツールはUnixBenchを使用しました。UnixBenchは主にCPU総合性能値を評価するためのベンチマークツールです。
ニフクラOVMのサーバー仕様について
ニフクラOVMのサーバーと通常のサーバー(Type-h2など)では動作基盤が異なります。
以下は「ニフクラOVM(Oracle Database利用環境) サービス仕様書」の該当の説明部分の抜粋です。
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