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オンプレミスの保守運用は煩わしい?クラウド移行ですべて解決!

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こんにちは。富士通クラウドテクノロジーズの鳥羽です。

数年前より、仮想化サーバーを利用している企業は増え、まもなくリースアップや保守期限を迎え更新やリプレイスを検討しているというお客様が増えています。
そもそもオンプレミスでの運用は、サーバーメンテナンスや保守期限切れ対応など担当者の負担も大きく、非常に煩わしいものだと思います。もしオンプレミス運用にこの先不安を感じているなら、保守運用作業とおさらばできるクラウド化がおすすめです。
今回はオンプレミス運用による保守運用のデメリットとクラウド移行のメリットついてまとめましたので、クラウド移行の検討材料にしてください!

オンプレミス運用によるサーバー保守運用のデメリット

物理的なサーバーの故障による事業への影響

サーバーの保守期限は大体4,5年のサイクルでやってきます。多くの企業は保守期限ぎりぎりまでサーバーを使用し、期限切れ前にOSのアップグレード、もしくはサーバーの延命対策を講じているのではないでしょうか。
しかし、アップグレードや延命対策をしてもサーバーを4,5年も使用していれば、物理的なダメージも受けています。サーバー内部に溜まったほこりやちりにより、サーバーダウンなどの障害が起こる可能性もあります。

サーバーダウンとなれば、ネットで集客をしているサービスやECサイトなどは大きな被害を受けてしまいます。

保守期限切れの対応負荷と情報セキュリティリスクの上昇

保守運用担当者は保守期限切れ前にアップグレードやリプレイスなどの対応を実施すると思いますが、何らかの理由で保守期限を過ぎても、そのまま利用し続けてしまう場合もあるようです。
保守期限が過ぎた状態でサーバーを利用し続けることで最も懸念すべき問題は、情報セキュリティリスクが高まることです。

保守期限が切れたサーバーはサポートが終了し、新規のセキュリティやバグ修正を受けることができなくなり、ヘルプページまでも利用できなくなります。
新規のセキュリティやバグ修正を受けることができないということは、脆弱性が発見されたとしても更新プログラムが適応されず脆弱性がそのままとなり、その脆弱性につけこんだウイルスや悪意ある攻撃を受けてしまう可能性があります。

ウイルス感染などによって情報漏洩などが発生するとクライアントや顧客の信用を失墜させてしまいます。

担当者に重い責任がのしかかる、オンプレミスの保守運用

コストと時間を使ってサーバーをアップグレードしたとしても、4,5年後にはまた保守期限がきますし、4,5年も経てば社内状況が変わり、運用担当者の交代などによって保守期限に気づかなかった、という事例もあるようです。また、サーバー交換の判断時期は非常に難しく、故障してからの対応では遅すぎます。

近年では、BCP(事業継続計画)対応をすすめているお客様も多くいらっしゃいます。災害などの緊急事態時にサービスの早期復旧ができるように保守運用担当者はあらかじめ対処の方法について検討をする必要があります。

安定したセキュリティを維持するためには、日頃のメンテナンスと適格な状況判断、問題発生時の備えなどが必須となり、これらを任されている保守運用担当者の責任は重大です。

ここまでオンプレミスによる保守運用がいかに煩わしいものかをまとめました。
そこで、お察しの通り、保守運用をまるっと任せることができるクラウド化がおすすめ!という話になるわけです。

クラウド移行によって得られるメリット

担当者の負担が軽減される

クラウドに移行した場合、4,5年サイクルで訪れる保守期限切れの対応や日頃のメンテナンスはサーバー保守運用をクラウド提供事業者に委託する形になるため、自社の保守運用の工数を削減することができます。
万が一、障害が発生した場合でも自社で復旧作業をする必要はなく、クラウド提供事業者側が早急に対応をします。自動フェイルオーバーを実装しているクラウドサービスでは、数分以内に他の物理サーバーへ切り替わるため安心です。

また、保守運用担当者を悩ませる「BCP(事業継続計画)対応」においても、クラウド化は有効です。オンプレミス運用では災害時に駆け付けやすいといったメリットがあります。ですが、サーバーを設置しているビルが被災をした場合、データは失われてしまい、事業復旧ができなくなるなどの課題もあります。
「データの保全」を一番に考えると外部サーバーにデータを分散保管できるクラウドがリスクを軽減できるひとつの方法であると言われています。ほとんどのクラウドサービスは、地震などの自然災害に対応できるよう災害に強い地域や堅牢なデータセンター内で24時間体制の管理をしています。クラウド化によって、データ損失など事業に影響するリスクを最小限にとどめることができます。

ランニングコストの軽減される

まずランニングコストとして削減できるのは、サーバーのメンテナンス費用や障害復旧の対応費があります。そして、意外と見落としがちな部分が、電気代や空調設備といった光熱費です。サーバーを正常に機能させていくためには、サーバーを設置する部屋の温度や湿度の管理も必要となります。当然、クラウド化によって光熱費も必要なくなります。

このように保守管理工数や光熱費などのランニングコストの削減、障害・自然災害時の自社保守運用担当者の負担の軽減がクラウド化によって期待できると言えるでしょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回はオンプレミスの保守運用のデメリットと保守運用の観点でクラウド移行のメリットを説明しました。
他にメリットとして「スケールアップ・ダウンなど柔軟な対応ができる」などもあります。自社の事業成長や変化によってメモリやCPUを拡張することになっても、オンデマンドでスピーディーに変更設定することができ、保守運用担当者の手間と負担が減る、嬉しい仕様のひとつです。
クラウド移行に興味を持った方は、本記事を参考にぜひ検討を進めてみてください!

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