ニフクラ ブログ

ニフクラ/FJ Cloud-Vやクラウドの技術について、エンジニアが語るブログです。

ProxySQLとニフクラRDBを使用した複数リードレプリカ冗長化検証

こんにちは、富士通クラウドテクノロジーズの池内です。

ニフクラRDBは、DBサーバーの構築・運用・規模拡大だけではなく、簡単に複数台のリードレプリカの作成を行うことができます。

作成したリードレプリカは個別に利用することも可能ですが、オープンソースのProxySQLを利用することで、複数のリードレプリカをまとめて負荷分散、冗長化構成にできます。

本記事ではProxySQLを利用した、複数リードレプリカの冗長化構成の構築を検証します。

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RDBの新しいディスクタイプの性能検証をしてみた

こんにちは、CRE部 技術支援チームです。

2022年8月に、ニフクラRDB新しいディスクタイプ「標準フラッシュドライブ」「高速フラッシュドライブ」が追加されました。

今回は新しいディスクタイプを使うことで処理速度がどう変わるのかを確認するため、シングル構成・冗長構成(性能優先・データ優先)のそれぞれで性能検証を実施しました。

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【レポート】いまさら聞けないDockerコンテナ超入門(引越しました)

新しいブログ(富士通クラウドダイレクトブログ)に引越しました!

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【レポート】いまさら聞けないDockerコンテナ超入門

【ELK】Elasticsearch, Logstash, Kibana でログを可視化してみた

こんにちは、CRE部 技術支援チームです。

サーバー、ネットワーク、ストレージなどのシステムを構成するコンポーネントの安定運用に、ログ管理は大変重要です。ログファイルには、システムの状態を知るための多量の情報が記されていますが、常にログの内容を監視している方はあまりいないと思います。とりあえずログを蓄積しておいて、後で何かがあった際に追跡できるよう、管理されている方も多いのではないでしょうか。

また、ログを細かく管理しようとすると、例えばサーバーの台数分、個別にログを参照しなければならず、運用コストが増大します。蓄積されたログを効果的に活用するためには、ログを集約、可視化し、統合監視できるシステムがあると便利であり、運用コストを下げることができます。

当ブログ記事では過去に、fluentdとオブジェクトストレージを使用したログ収集や、telegraf+influxdb+chronografでログを可視化してみるといった、ログ管理に関するtipsをご紹介してきました。

今回も「ログの可視化」に焦点を当て、オープンソースのElasticsearch・Logstash・Kibanaを使用し、収集したログの参照やグラフ化を行ってみたいと思います。この3つのツールはELKスタックとして知られ、それぞれを組み合わせることにより、ログの収集、統合管理、そして可視化を実現可能です。

本記事では、Apache HTTP Serverのアクセスログを対象に検証していきます。

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Terraform NIFCLOUD Provider の ESS/DNS機能を使ってみた

こんにちは、2021年度新入社員の駆け出しルーキーの藤田です。

いきなりですが、Terraform NIFCLOUD Provider はご存じでしょうか。
Terraform NIFCLOUD Providerは、IaC(Infrastructure as Code)ツールのTerraformからニフクラのインフラストラクチャを操作するためのプラグインです。
ニフクラリソースの状態をTerraformのインフラストラクチャ定義ファイルで管理することができます。
過去の記事で、Terraform NIFCLOUD Provider の詳細や基本的な利用手順などについて説明しているのでぜひご覧ください。
ニフクラがTerraformに対応したので使ってみた【基礎編】
ニフクラがTerraformに対応したので使ってみた【応用編】
Terraform NIFCLOUD Provider の NAS/Kubernetes Service Hatoba/サーバーセパレート機能を使ってみた

今回は、Terraform NIFCLOUD Provider の v1.6.0 で新たに対応した以下のニフクラリソースの構築方法を簡単に説明いたします。

・ニフクラ ESS
・ニフクラ DNS

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