ニフクラ ブログ

ニフクラやクラウドの技術について、エンジニアが語るブログです。

サーバー停止時に安価なサーバータイプに変更してコスト削減をする

こんにちは、ニフクラテクニカルアカウントチームです。

ニフクラに限らずクラウド利用者にとって、サーバーコストの節約は永遠の課題といえます。ニフクラは従量課金を選択してサーバーを作成した場合、利用しない時間帯にサーバーを停止することで起動時より料金が安くなるのはご存知でしょうか?
さらに停止時にサーバータイプを低スペックのものへ変更することで、よりコストを抑えることが可能となります。

今回は、ニフクラのタイマー機能を利用した、サーバーコストの手軽な節約方法について具体例をご紹介します。


前提条件

本ブログは、以下の前提知識がある方を想定しています。

  • ニフクラの基本的なコントロールパネルの操作、サービスを利用する知識 (サーバー作成など)


検証概要

以下の手順で検証を実施しています。
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利用リソース

今回の検証を実施するにあたり、利用したニフクラのリソース情報に関して以下に記載します。

リソース 数量
仮想サーバー(サーバーOS:CentOS7.4) 1
タイマー ※月額(税抜)2,000円の使用料がかかります 3


検証内容

起動時間が09:00~18:00、停止時間が18:00~09:00のサーバーを想定し、下記動作をタイマーによって行います。
①サーバーを停止します。
②停止後にサーバータイプを「xlarge16」から「e-mini」に変更します。
③起動時の設定でサーバータイプを「xlarge16」に戻します。
④サーバーを起動します。(③、④は1つのタイマーで設定が可能です)

タイマー作成

下記設定値でのタイマーの作成を行います。

タイマー名 スケジュール タイプ
Stop  0分 18時 毎日 毎月 毎曜日 サーバー停止
Change 30分 18時 毎日 毎月 毎曜日
サーバー設定変更
(e-miniへ変更)
Start  0分  9時 毎日 毎月 毎曜日 サーバー起動
(xlarge16で起動)


作成したタイマーは以下になります。 f:id:TechnicalAccountEngineer:20181219162748p:plain

<参考>クラウドヘルプ(タイマー:作成)


結果

24時間での利用料金の結果が以下になります。

パターン 従量停止
サーバー停止のみ 13円×15時間=195
サーバー停止時+タイプ変更 3円×15時間=45

従量停止が45円となり、150円減額されます。

料金詳細の画面上で、減額されていることが確認できます。 f:id:TechnicalAccountEngineer:20181221172432p:plain


料金比較表

本比較表は、月額料金と従量で「18:00~翌9:00まで停止した場合」、「サーバー停止時にタイプ変更(e-mini)を行った場合」の利用料金を表しています。
比較対象は各モデルのサーバータイプ(小、中、高スペック)のみ対象としています。
その他のタイプに関しては下記URLを参考にして下さい。
<参考>ニフクラ 料金一覧 

f:id:TechnicalAccountEngineer:20181225141809p:plain ※税抜の料金表示となります。
※適用OSの種類により、追加で料金が発生する場合があります。


まとめ

タイマーには月額利用料がかかりますが、元々のサーバータイプが高スペックである場合や、サーバー台数と停止時間が大きい条件下では、コストメリットが高くなります。
タイマーの設定は簡単に行えるため、稼働停止時間のあるサーバーの運用を既にタイマーによって自動化している場合は、タイプ変更も併せて行うことを検討してみてはいかかでしょうか。


注意事項

  • 本記事で記載している料金は、2018年12月時点のものになります。最新の料金は、ニフクラ 料金一覧を参照してください。
  • 本手順については検証結果の1つであり、利用される際は事前にそれぞれの環境で十分に検証を行ってください。