編集部注:この度、お客様にご愛顧いただいておりましたニフティクラウド シンプルファイルサーバーは、2014年10月16日をもって新規受付を終了いたしました。2015年3月31日にサービスを終了させていただきます。
シンプルファイルサーバーを実際に使ってみるレポートの後編(前編はこちら)です。前回は特徴や利用までの準備の部分をお知らせしました。
今回は実際にどう使うかをお届けまします。
では、使ってみよう。
第1回目でレポートしたように、まずは商品到着後にアクティベーションを行います。アクティベーションが完了したら、装置をネットワークに接続します。
ファイルの保管や取り出しといった作業は、Windowsの場合にはエクスプローラーを使って行います。
推奨されている動作環境、つまりファイルを保管したり取り出す側は
- Windows8.1 / Windows 8
- Windows7
- Windows Vista SP2
となっております。
このレポートでは著者の手元にあるSurfaceRT(Windows8.1)とMacOSXにて試してみました。
SurfaceRTから使ってみた
それではまずSurfaceRTで使ったときの様子です。
デスクトップからエクスプローラーを開いてみると「SIMPLEFS-005」というアイコンがあります。
いつもアクセスする時に、エクスプローラーを開くのは手間なのでデスクトップにショートカットを作っておきました。
ショートカットをダブルクリックして開き、適当にファイルを入れてみます。
はい、これでファイルのバックアップは完了です。とても簡単ですね。
利用する分にはこの程度ですので、普段のパソコンの使い方のままファイルがとても堅牢な環境に保存されているのはとても便利です。
MacOSから使ってみた
推奨環境では無いのですが、MacOSXからも使えないのかな?と思い試してみました。
MaxOSXの場合はエクスプローラーが無いので、まずシンプルファイルサーバの機械へ接続する設定から始めます。
Finderから移動>サーバへの接続を選びます。
次にサーバへの接続を設定する画面でブラウズボタンをクリックします。
ネットワーク内が調べられて、シンプルファイルサーバが見つかりました。クリックします。
次に接続ボタンを押します。
以上です。このようにMacでも接続してファイルの保存/取り出しを行うことができました。
番外編 セキュアなのか試してみました
さて、実際に使う時はこれまでのようにあっという間でした。そこで一つ心配なことが出てきました。それは・・・・
この機械を盗まれたりしたら、ファイルが持っていかれてしまうのでは?
という疑問です。
簡単にネットワークに接続して使うだけに、この機械を盗んで違う場所で使われるとどうなるのでしょうか?
そこで、他のオフィスに持っていって繋げてみる実験を試してみました。
こちらは私が自宅で試したときの機械を持ち込んで、他のオフィスに行き、繋げている様子です。
しかし、そのオフィスに接続後にエクスプローラーを表示させても「SIMPLEFS-005」という文字が出現しません。そもそもファイルへのアクセスが行えないようになっているのが解りました。
まとめ
ということで、2回にわたってお送りしてきた「シンプルファイルサーバ」のレポートですが、いかがでしたでしょうか?
使い方はとても簡単です。業務上、消えるととても困るようなファイルはこういったものをうまく活用して、手軽にバックアップをとっておきたいところです。
皆さんも是非使ってみて下さい!